【高知けいばを始める方におすすめ】高知けいば予想の教科書 【基本編2】

・高知けいば予想の教科書

・もくじ(タップすると該当箇所にジャンプします)

☆予想の基本編

・コース形態

・距離と有利な枠

・不良馬場時の有利な枠

・有力騎手

ここまで【基本編1】

・有力厩舎

・騎手と調教師の組み合わせ

・騎手の特徴

ここまで【基本編2】(本ページ)
☆予想の発展編

・レースの波乱度を判断しよう

・騎手起用法~多頭出し編

ここまで【発展編1】

・記者選抜戦と選抜戦

・転入初戦の馬たち

・休み明けと連闘

☆予想のエキスパート編

・降級制度の活用

・オリジナルデータの収集





・有力厩舎

騎手よりも随分軽視されがちなのが,厩舎ではないでしょうか.

ある種騎手より役割がはっきりしている印象です,勝つことが仕事であったり,無事に走らせることが仕事であったり…

以下に2017年の調教師リーディングを示します.

調教師によってかなりの成績の差があることが分かります.

特に下級戦においてですが,リーディング下位の馬が人気になるケースがそこそこあります.

馬券としては手を出さないほうが無難でしょう.





fig7
Fig. 7.  2017年の高知けいばにおける調教師リーディング (http://www2.keiba.go.jp/KeibaWeb/DataRoom/TrainerLeading)

・騎手起用メソッド

以上の様に有力騎手および厩舎を把握したところで,次の段階に進みましょう.

次の段階は「騎手と調教師の組み合わせ」です.

各調教師にはいずれも「勝負起用」というものがあります.

例えば雑賀正光調教師であれば,永森大智騎手が勝負起用です.
基本的には厩舎に所属している騎手が,勝負起用になるパターンが多いです.
この辺りの各騎手と調教師の関係についての2015-2017のデータは,以前より連載中の「高知けいば騎手起用メソッド起用法編」に詳しく記しております.

本項においては2018年上半期における,騎手と調教師の組み合わせと連対率の関係を示します.

・2018年高知けいば高連対率ラインベスト10!

2018年の騎手と調教師の組み合わせについて集計しました.

条件は20レース以上その組み合わせがあることです.

乗り替わり時に大きな威力を発揮するはずです…

第10位: 西川敏弘-雑賀正光ライン 連対率41.7%

この記事が出るころには20000回騎乗を迎える土佐の鉄腕西川騎手.

前年の騎手起用メソッドでは起用が減り加減…など書いていたら急反発のランクイン.

岡村騎手が他厩舎に乗る機会が増えた関係かもしれませんね.

第9位: 永森大智-雑賀正光ライン 連対率42.3%

高知の鉄板ラインが第9位とおとなしめの成績.

連対率40%越えは立派ですが,取りこぼしのようなシーンも散見.

下半期の巻き返しに期待です.

第8位: 佐原秀泰-宮路洋一ライン 連対率42.6%

新婚?ほやほやの佐原騎手が宮路厩舎とのラインでランクイン.

決して派手とは言えないこのライン.連対時の人気もそこそこ未満(平均2.4人)

中穴として高配当が狙えそうな組み合わせですね.

第7位: 宮川実-打越勇児ライン 連対率44.2%

躍進の打越厩舎の主戦騎手ラインが第7位.

一時期今一つな成績でしたが,すっかり持ち直し買いやすいライン復活.

打越厩舎の活躍につき人気を被りやすくなったのが残念.

第6位: 宮川実-宮川浩一ライン 連対率45.5%

完全ノーマークの兄弟ラインが,打越ラインの上に来ました.

連対時は2番人気以上の馬のみですが,確実に取りに来ているのでしょう.

全く気付かなかったなあ…

第5位: 上田将司-宮路洋一ライン 連対率46.8%

宮路厩舎からもう一ライン入りました.

調整がお上手なんでしょうか,それともSオーナーの貢献…?

私は好きな騎手ですけれど,地味ないぶし銀的な騎手ですから,人気の盲点になっていますね.

第4位: 西川敏弘-中西達也ライン 連対率51.5%

ここから連対率は50%を超えてきます.2回に1回ですからね,すごい記録ですよ.

第4位には西川-中西の同期コンビがランクイン.フリビオン,ヴァリヤンツリでおなじみ.

明らかに勝負起用ですからね.





第3位: 赤岡修次-田中守ライン 連対率54.5%

ついに現れた赤岡騎手の鉄板ラインは上半期の3位.

今年の南関遠征も驚異の騎乗を見せつけていますね.

このラインの問題はいつでも人気なことでしょうか…

第2位: 三村展久-松木啓助ライン 連対率56.4%

もはや伝説の騎手となりつつある三村騎手と松木厩舎のラインが2位.

W杯が始まる随分前,2月にこんな呟きをしていました.

体重の都合があり,如何せん乗ることがレアですから買いようがありませんが,気長に待ちます.

第1位: 赤岡修次-打越勇児ライン 連対率63.1%

2018年上半期の連対率1位は赤岡-打越ラインです.

多頭出し編の中でも述べましたが,打越厩舎は赤岡騎手の成績が良く,次いで宮川騎手,妹尾騎手とあります.

赤岡騎手の狙い目は常にここでしょう,常に結果を出しています.

・ランクインしなかった厩舎の勝負起用(連対率が高い順)






岡村卓弥-川野勇馬ライン: 41.6%

佐原秀泰-細川忠義ライン: 39.3%

山崎雅由-工藤真司ライン: 35.0%

佐原秀泰-國澤輝幸ライン: 34.5%

上田将司-目迫大輔ライン: 33.3%

別府真司-倉兼育康ライン: 32.9%

西川敏弘-大関吉朗ライン: 27.2%

上田将司-西山裕貴ライン: 26.1%

林謙佑-田中譲二ライン: 25.7%

岡村卓弥-胡本友晴ライン: 23.5%

佐原秀泰-那俄性哲也ライン: 19.7%

塚本雄大-田中伸一ライン: 17.1%

妹尾浩一朗-炭田健二ライン: 14.9%

郷間勇太-平和人ライン: 14.0%

松木大地-宗石大ライン: 4.2%

松木大地-雑賀秀介ライン: 1.6%

東原己俊厩舎: 該当なし



・2018年起用法一覧

以上に抜き出したものが,2018年上半期の勝負起用法です.

しかし横の比較が少々難しいでしょうから,一覧表にしたものを示します.

細かい数字はスマートフォンでは見難いでしょうから,色を塗りました.

緑が濃いほど好成績で,赤が濃いほど悪い成績です.白は起用実績がない組み合わせです.

これで勝負起用が見た目一発です.

fig8
Fig. 8. 2018年高知けいば騎手起用法

・騎手の特徴

騎手の成績ははっきりと数字に表れますが,得意な馬や戦法などは中々数字に表れません.

仮に追い込み得意な騎手がいたとしても,高知競馬場でその能力を発揮するのは困難でしょう.

当たりが良いとか,よく追えるなども数値化するのは難しい点です.

当ブログでは以前「騎手の逃げ方の特徴」を記事にまとめています.

これは先行馬が複数居るときに,その騎手が無理やりでも逃げるのか,折り合いをつけるのか,という行動を数値化した記事です.

このようなデータは展開予想に活かすことが出来るでしょう.

ここでは特徴その2として,内外を選択する割合,について数値化しました.

進路取りについて,概ねどこを通ってきたかを集計し,割合として出したものです.

但しその日の馬場状態については考慮していません.馬場が読める読めないのデータではなく,騎手の個性としてインを突くのか,外を通すのか,ということが判断できるものです.

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Fig. 9. 騎手と馬場内外の選択

上位陣は基本逃げ先行ですから,極端な位置を通る必要が無いためインも外も割合が低めになっています.

また下位陣はただ一周する事が多く,その場合は内を通ってくるためイン割合が増加します.
そのあたりを差し引くために,残り3F時点で先頭から0.1~1.0s以内を走っていた,という条件を追加しました.すなわち先行,差し馬の時の場合です.

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Fig. 9′. 先行差しにおける騎手と馬場内外の選択

抜けてインを選択しないのは倉兼騎手,別府騎手,岡村騎手.

逆にインを狙って居そうなのは,西川騎手や林騎手,山崎騎手辺り

この結果は高知けいばを普段からご覧の方々にもご納得頂けるのではないでしょうか.




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