たまには書きたいことを書こう3~有料予想に対するよくある話と買うならやっぱり新聞だよという話

・有料予想に対する所感

一般人がSNSやポータルサイトを介して情報を発信できるようになり,競馬界隈では有料予想の販売が活発になっています.中央競馬にとどまらず地方競馬の予想まで販売しており,地方競馬やるくらいディープな競馬好きが買うのか…?という疑問は残しつつ,馬券の売上げに繋がるならいいか…とぼんやり見てました.

コンテンツは幅広く,指数派,パドック派,血統派,調教派…などなどあり,価格は概ね1R100円程度あるいは月額いくらという形が目立ちます.売ったことも買ったことないから分かりませんが.余談ですが,ブログを真面目に書いても1日100円にもなりませんから,なんてボロイ商売なんだ…と思っています.時に売りたくなることがありますが,外したときの批判に耐えられませんし,選定理由はデータに基づくノリと占いなので語ることもありません.

折角なので「データに基づくノリと占い」について述べると,どんなに入念に予想をしたところで,最終的に期待値の計算を正確に出来るとは到底思えないという意味です.すなわちこの馬は勝つだろうと思って単勝馬券を買うとして,果たして何回に一回必ず勝つ…とは証明出来ないでしょう?単勝11倍として,まあ10回に1回は勝つだろうと思うから人は馬券を買うわけです.「だろう」の部分が「ノリと占い」なわけですね.twitterでもよく占いの結果…とか言ってますけど別に本当に占っているわけではありませんよ.余談終わり.

コンテンツ的にもあるいは客層的にも有料予想は叩かれやすい傾向にあると思います.その批判の中でもよくある批判の一つに「本当に儲かるなら自分で買う」というものがありますが,それは違うんじゃない?というのが今日の書きたい事です.

・売る側の視点: 本当に儲かるなら他人に売るし自分でも買う

初めに述べておきたいのですが,私の意見は「有料予想はまあ買わない方がいいと思う」です.誤解なきよう.まず有料予想を買う人がいくら儲けたいのか…という目標が分かりませんが(というか目標を設定できる人は買わない気もする),とりあえず馬券だけで暮らしたいという願望をかなえるために年400万円としましょう.

購入するレース数ですが,まあ勝負レースと考えてもやや多めですが月50レースとしておきましょう. さらに的中率の問題は大きくのしかかります.毎レース当たるわけではないので資金がパンクしないことが望まれます. 的中率20%として 10連敗を許容しておきましょう.今書きながら計算しているんでオチはまだ見えませんよ.

馬券と回収率の話ですが,回収率100%を超えているだけでも立派な成績ですが,オマケで110%くらいの予想だとしましょう.これで上位5%くらいの成績でしたっけ…

さて回収110%で400万円儲けるためには,年4000万円馬券を買う必要があります.月50レースとして,年600レースですから1レース66000円買う必要があります.コレで10連敗するとしたら660,000円のマイナスまでは落ち込むことを考えなければいけません.儲けるためにはリスクが必要です.

税金の心配もしましょう.予想は3連単がおそらく主流でしょうから,とりあえず3連単60通りで買ったとして,的中20%ですから120レースで的中払い戻し4400万円であり,1通り当たり1100円ですから,一レースあたり33000円の払い戻しです.4400万円の雑所得を得るために1100円×120レースで132,000円使いました税金はいくらでしょう…などなど馬券で儲けるのは何とも面倒です.

もう少し金額を落としましょう.月のランチ代30000円を稼ぎたいな~という場合.同じような成績なら,月に300,000円購入する必要があります.マイナスは概ね5~60000円まで許容しなければいけません.一方有料予想を売れば,ノーリスクです.一日10人100円で売れたらそれでOKです.そら売るわ.

・買う側の視点: 目標次第ですがランチ代目当てならよく考えたほうがいい

今度は買う側の視点です.先ほどまではオマケで110%回収率としていましたが(そうしないとそもそも話が終わる),もう少し下げて105%としましょう.この5%がなんだ…と思うならもう予想を買うのはやめましょう.当たり前の話ですが,1レースあたりの購入金額が1000円だった場合,105%回収率なので1050円になります.予想は1レース100円なので-50円になります.ちょっと頑張って10000円とすると,10500円の儲けが10400円になります.ええい100000円だ!!とやると105000円の儲けが104900円になります.ですが地方でこんなことやったらオッズが変わります.何度も言いますが当たり前のようで本当に分かってます…?と疑問に思います.買う額によって変わりますが,たくさん買えばオッズは下がります(特に地方).10000円購入で回収率がすでに1%下がるわけであり,ランチ代を儲ける為に月3000円損しています(ランチ3回分).

・それでもというなら止めないけれど買う前に見て欲しい表がある

以上を踏まえても予想を買うべき人は「予算が豊富」「購入金額が大きい」に該当するひとだと思うので,もう特に言うことはありませんが最後に各種媒体の価格を見て欲しいです.

有料予想1R100円競馬ファン多分1人当日の状況が反映できる
スポ新3場130円プロいっぱい2日前?
専門誌1R50円~
それでメシを食っているいっぱい2日前?
ID地方競馬0円博士(工学)1人 当日の状況が反映できる

有料予想のたった一つのアドバンテージは当日まで発行する必要が無い点だと思います.ほかは各種専門誌が圧勝…というか値段すら安いじゃない.予想にかけている人数で割ったらタダみたいなもの…それでも有料予想を買うなら,その前にぜひ見て欲しいのはブログID地方競馬,なんと無料で予想が見られます…オチにもならない.

・おわりに

儲かるなら予想は売らない…という批判に対する批判でした.そんな批判をできるのは競馬で儲かっていない人…儲ける大変さが分かっていない人です.でもそれを買って儲けるのは,それはそれでどうかな…という意見です.

どうして急にこんなことを書いたかというと,常日頃からなんだかなあと思っていたこともありますが,今年の目標である「高知けいば予想の教科書」を同人誌として売るときに,これらと混同されると大変不満だったからです.予想はどんなにキレイごとを並べたところで振り返ることはありません.それを振り返られる人はそもそも競馬で勝っている人でしょう.

予想の教科書と銘打ったからにはいつでも復習に使えるような,そんな本を目指したいと思います.そういう意味で一線を引きました.おしまい.

Gバジー

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